一羔ニュース
手すきはがきを作っています!
2026-03-15
手すきはがきの作成は、所員の多くの方々が携わり、各工程で皆さん、一生懸命に取り組まれています。
まず、ハサミではがしやすい大きさに切る→印刷やビニールが残らないように両面をはがす→ビニールが残っていない物を選別し、細かくちぎる→水に浸す→ミキサーにかける→紙をすく→半分に折ってローラーをかける→糊付け→重石で平らにする→裁断する→ハンコを押す等です。
ハンコ押し等は決まった方にしかできない工程で、短時間で綺麗に仕上げられています。紙をすく所は紙の厚みを均一にしなければならない為、職人的な技術を必要とします。練習に練習を重ねて、かなりのレベルにまで達してきています。ミキサーがけでも前回の作成時に、時間をかけて確認しないと発見できないような小さな混入物を、瞬時に発見する事ができていて、新たな得意な事を見つけることができました。手すきで作った紙は味があり、とても良い物であると思いますので、たくさんの方に使って頂けるように、はがき以外の製品も検討しながら、チームワークで作成していきたいです。(松澤好孝)
一羔ニュース(第631号)(2026年3月15日)掲載抜粋記事
学舎長日記 一羔ニュース(第631号)(2026年3月15日)
2026-03-15
令和6年度障害福祉サービス等報酬改定において、状態が悪化した強度行動障がいを有する児者に対し、高度な専門性により地域を支援する広域的支援人材が、事業所等を集中的に訪問等し、適切なアセスメントと有効な支援方法の整理をともに行い、環境調整を進めることを評価する「集中的支援加算」が創設された。
振り返れば、私たち福祉事業所では、強度行動障がいという言葉が生まれる以前から、いわゆる1960年代に言われ始めた「動く重症児」と向き合い、自傷や他害、物の破壊などの行動が頻繁に起こる方への支援の困難さを実感しながら今日に至っている。
強度行動障がいの支援では、従来から、居室の施錠、立ち入り空間の制限、ミトン等による自傷行動の予防といった、いわゆる身体拘束や行動制限に相当する対応を多くの現場で行ってきた。代替的な対処方法が考えられず、ベスト・プラクティス(最善の方法)を継続しようとすると、ワークモチベーションが低下し、「ストレスが高い支援をする時間が長い」状態となり、同時に虐待が発生するリスクが高まってしまうおそれがある。
この度、状態の悪化した強度行動障がいを有する児者が、地域において個々の障がい特性に応じた支援や環境の調整が受けられる体制の仕組みづくりに向けて、長野県知的障がい福祉協会と長野県が協力し、実施上の課題や今後の在り方を検討することを目的として、令和7年度より、強度行動障がい児者集中的支援モデル事業を実施する運びとなった。
同福祉協会では、10年前から長野県から委託を受け、強度行動障がいの状態にある人への適切な支援(基礎研修)と適切な支援計画の作成(実践研修)の人材育成に取り組んでいる。
小諸学舎においても、試験的に、利用者の自由な生活の幅を広げるため、支援体制の整備・充実を行い、強度行動障がいの状態軽減を図る目的で、モデル事業を活用することとした。
当事者とその家族の暮らしを支える体制整備を進めるため、派遣された専門性の高い人材と共に、適切なアセスメントに基づく有効な支援方法の整理、環境調整を集中的に行う取組みを共に考えながら環境調整を試行的に進めていくこととなる。(小松学舎長)
一羔ニュース(第631号)(2026年3月15日)掲載抜粋記事
10月15日 遊園地、楽しかったよ!
2025-10-15
10月15日、ひまわりっこでは、遠足に行ってきました。例年であれば、小諸懐古園の動物園に行くのですが、今年は改修工事ため全面休止中ということで、懐古園の児童遊園地に行きました。
前日に雨がかなり降ったのでお天気も地面のコンデイションも心配でしたが、無事、晴れてポカポカした天気の中、遊園地で遊ぶことができました。(皆さん、日頃の行いがよいですね!)
豆汽車やメリーゴーランド、コーヒーカップ等、色々な乗り物に乗ることができ、子ども達や保護者の方々もとても楽しそうで、笑顔がたくさん見られました。乗り物の動き始めには、びっくりして固まってしまったお子さんもいましたが、慣れてくるとまわりの様子をきょろきょろと見渡していて、職員がカメラを向けると笑顔を向けてくれました。
乗り物を楽しんだり、散策をしたり、蟻の行列を見つけて観察してみたり…それぞれの楽しみ方で昼食まで時間を過ごしていました。(小松よし江)
一羔ニュース(第627号)(2025年11月15日)掲載抜粋記事
10月5日「信州小諸ふーどまつり」一羔バザー報告
2025-10-05
10月5日(日)に信州小諸ふーどまつりに参加させて頂きました。前日の夜に雨が降り、当日も天候が心配ではありましたが、午前中はなんとか天気も持ち直し、青空も見られていました。今年は、例年の場所(相生町通り)から移動して、相生公園にて行いました。
今年も一羔バザーのために多くの会員の皆様より、バザー用品を頂き、本当に多くのお客さんが今年も足を運んでくださり、おかげ様で盛況のうちに行うことができました。本当にありがとうございました。
[バザーに添えられたお便り]
- 9月も近いというのにまだ暑さが続いています。猛暑、酷暑と続いて「命の危険に関る暑さ」と予報官は云っています。次の言葉はどんな言葉になるのでしょう。皆様も「この暑さをしのぐには?」と日々ご苦労されていることでしょう。どうぞもう少しの辛抱です。バザーの頃には今少しは楽になっているでしょうか。お身体に気を付けて乗り切って下さいませ。エプロン等少しですが縫ってみました。バザーのお役にたてると嬉しいです。(東京都 吉原満子)
- 前略失礼致します。バザー用品受付のお知らせを拝見しまして色々遅らせて頂きます。定年後、教材として使っていたおもちゃを減らすようにしてきました。数える、分ける学習用に目先を変えて使ってきました。タダでも誰かさんに届いたら嬉しく思います。お手数をおかけしますがよろしくお願いします。(神奈川県 後藤郁子)
一羔ニュース(第627号)(2025年11月15日)掲載抜粋記事
SCあさまと御代田中学との交流会
2025-08-02
8月2日(土)、毎年恒例となっている御代田中学校との交流会を行いました。今年は中学生に加えて御代田町社協の職員の方のお子さんも数名参加していただきました。初めはお互い緊張している様子でしたが、一緒に体を動かしているうちにみるみる距離が縮まっていました。来年も楽しみですね!(田中 菜穂)
一羔ニュース(第625号)(2025年9月15日)掲載抜粋記事
「もし魔法が使えたら」 小松よし江(小諸市ひまわり園)
2025-07-15
今月から、「スタッフルーム」というコーナーを設け、小諸学舎職員など利用者の支え手からのメッセージをお伝えします。それぞれのスタッフの感性で、福祉への思い、自己紹介、趣味の紹介、地域の名所の紹介なども素敵ですね。さて、どんな文章がこのコーナーを彩ってくれるでしょうか、どうぞお楽しみに。
スタッフルーム「言いだしっぺ」の小松よし江です。小諸学舎での職員生活はもうすぐ40年、小諸市ひまわり園の園長になって8年目、生活舎の副管理者、相談支援専門員でもあります。
好きなことは読書とおいしいものを食べること。特に外国の推理小説は離せません。そして、血液型はB型。「多動」の血が流れています。色々と奇抜な事を考えたり、いろいろなアイディアが浮かびます。こんな私なので、県外にいる孫は「バァバは、魔法使いで、ひまわり園では薬草を煮て魔法の薬を作っている」と思っています。先日、ママに「ママも年取ったら魔法使いになるの?」と真顔で聞いたとか…。
そういえば、うちの子ども達が小さかった頃、「花岡のおばさんは、魔法使いだと思う」と話していましたっけ。一羔会につながっていると魔法が使えるようになるのでしょうか。ほんとに魔法が使えたら一瞬で戦争の無い世界にするのに…。平和な世界になるよう、自分の周りから地道に行動していきます。
「思い煩うな」 日曜日は、軽井沢ショー記念礼拝堂の礼拝に夫と出席しています。そして、福祉の仕事をしていて、いろいろと思い悩みます。笑い合うことも多いのですが、時に希望が見つからず、共に涙することもあります。「明日のことを思い煩らってはいけない。明日のことは明日自らが思い煩う。その日の苦労はその日だけで十分である。(マタイによる福音書6.34)」この聖書の言葉に励まされ、新しい朝を迎えています。さあ、今日も一日頑張ろう!
一羔ニュース(第623号)(2025年7月15日)掲載抜粋記事
障害者支援施設 小諸学舎より
2025-03-19
皆さん進んでかごを持ち、楽しそうにお店の中へ入られて行きました。たくさんのお菓子や食べ物が並んでいて「これ~これ~」と速いスピードで選ばれていました。嬉しそうに目を光らせ、お菓子を選ばれている姿を撮影しながらこちらも笑顔になっていました。緊張することなく楽しそうにお買い物が出来て、とても良い気分転換になったと思います。また皆さんとお出かけするのが楽しみです。(寺尾奈夏)
一羔ニュース(第619号)(2025年3月15日)掲載抜粋記事
共同生活援助事業 みゆき生活舎より
2025-03-19
みゆき生活舎には、70~80歳代の方が5名、車いすの方が2名、歩行器を使用する方が1名いらっしゃいます。日常生活動作が自立していた方も年々体力の低下が見られ、健康診断で入院治療が必要な病気が見つかり、医療機関にお世話になることがますます多くなっています。
毎日2回の体温、血圧、血中酸素飽和度等の測定はコロナ禍後も日課となる中で、先日、訪問診療で先生よりこのような詩を紹介していただきました。
「脈をみる 熱を計る それよりも寝ている人の顔の色を見る
色つやがよく 瞳が輝いていると こっちのキモチにも輝きが出て 脈をみる 熱を計る」
『心のうた』サトウハチロー抒情詩集より
毎日、最も大切にしなければならないことの一つを教えて頂きました。特に「瞳の輝き」は、日ごろの支援で心が通い合ったときに「こっちのキモチにも輝きが出て」お互いにうれしい瞬間です。
住人の皆さんの表現方法は言語、非言語といろいろです。「うれしそう!」「気持ちが穏やかそうだなあ」「困っているのかな?」「いつもと違うけれど大丈夫かな?」など、今後も、私たち職員は、住人の皆さん一人ひとりと心を通わせながら、毎日を過ごしていきたいと思います。(大塚淑子)
一羔ニュース(第619号)(2025年3月15日)掲載抜粋記事
アッシジ巡礼の旅~祈りと黙想~
2025-02-15
一羔会理事 小松よし江
新年になり3日から10日まで、植松誠主教が団長として率いてくださる巡礼団へ夫と参加しました。軽井沢ショー記念礼拝堂に置いてあった1枚のチラシが、この巡礼団に参加したきっかけでした。
アッシジ?巡礼?って何のことという皆様に簡単にご説明いたしますと、「アッシジ(Assisi)」はイタリア共和国ウンブリア州にある小さな町です。「聖フランシスコ(フランチェスコ)の出身地として知られ、キリスト教の巡礼の地にもなっています。
今回、私達がタクシーの中で「アッシジ」と発音していたところ、イタリア人の陽気な運転手さんが鼻歌のオペラをちょっとやめて、「ノン!アッシジ! アッスイスイ!」との訂正がありました。(笑)
さて、「聖フランシスコ」は、1182年生まれ。フランシスコ会の創設者として知られるカトリックの修道士であり、中世イタリアの著名な聖人です。
「フランシスコ」というと日本人には、歴史に登場するフランシスコ・ザビエルの方が有名かもしれません。そのザビエルもアッシジのフランシスコに心酔し、教名を付けたと今回知りました。また、1585年には、日本からの遣欧使節である天正の少年使節の一行もローマ滞在後にアッシジを訪れているそうです。余談ですが、今回、飛行機は、ロシアの上空を通れず、アラスカを回り、14時間以上もかかりました。そしてローマからバスで2時間弱。へとへとになってアッシジについた私達でしたが、大昔はどれほど大変な旅程だったことかと思います。
「清 貧」
聖フランシスコというと枕詞の様に「清貧を旨として」と言われます。現代ではあまり聞かない「清貧」という言葉。広辞苑で引いてみますと「行いが清らかで私欲がなく、そのために貧しく暮らしていること」とありました。
聖フランシスコ大聖堂、聖遺物室で見た聖フランシスコの修道服は、着古して破れたところをつなぎ合わしてある物でした。
聖フランシスコ大聖堂、聖遺物室で見た聖フランシスコの修道服は、着古して破れたところをつなぎ合わしてある物でした。
今のアッシジの気温は、小諸より若干暖かい程度です。何百年後の見学者の私の装いは、フカフカのボアのついたダウンコートにホッカイロ!それでも寒いと言っている始末です。聖人と比べるには畏れ多いのですが…。そんな衣服一枚をとっても清貧の言葉通りでした。
訪問前に読んだ本⑴には、「清貧…本来は貧しさを表現する言葉だが、フランシスコの貧しさをただの貧しさだけでなく神との結びつきにおいて捉えているので、「聖貧」としたい」と書かれており、その言葉も胸に染み入りました。
「心、静かに」「共に歩む」

1月6日に、聖フランシスコ大修道院での顕現日聖餐式に同席しました。顕現日とは、東方の博士達がベツレヘムに生まれた幼子イエス様のもとを訪ねた日、ヨーロッパではこの日までクリスマスシーズンです。その後、聖フランシスコ大聖堂での荘厳ミサに参列。祭壇脇に席を用意していただきました。
アッシジでは、いくつもの修道院、聖マリア・デリ・アンジェリ聖堂、聖キアラ教会、ラベルナ山等を巡りました。各所は、フランシスが生きていたという実感を強く与えてくれるものでした。
巡礼団なので、日々、朝の祈り、昼はミサ(聖餐式)夕の祈りがあります。祈り、讃美歌を歌い、パスタを食べ、皆さんとしゃべり、そして歩く…を繰り返しました。参加された方の目的が明確な所為か、教会の方々という親和性のためか、主と共に歩むことができた旅でした。
アッシジでは、いくつもの修道院、聖マリア・デリ・アンジェリ聖堂、聖キアラ教会、ラベルナ山等を巡りました。各所は、フランシスが生きていたという実感を強く与えてくれるものでした。
巡礼団なので、日々、朝の祈り、昼はミサ(聖餐式)夕の祈りがあります。祈り、讃美歌を歌い、パスタを食べ、皆さんとしゃべり、そして歩く…を繰り返しました。参加された方の目的が明確な所為か、教会の方々という親和性のためか、主と共に歩むことができた旅でした。
この原稿を書きながら、「ケアの本質」⑵の中の一文を思い出しました。ケアについて書かれた本ではありますが、「生きることの意味」の副題がつけられています。そこには、「ケアを通じて、他の人々に役立つことによって人は自身の生の真の意味を生きている」と記されています。
自身を振り返ると、多くの皆さんとの関わりの中で、支えたり、支えられたりしながら過ごしてきたと心静かに思い返すことができました。今回の旅を企画してくださった多くの皆様に感謝するとともに、これを読んでくださった皆さまの上にも豊かな恵みがありますように。
自身を振り返ると、多くの皆さんとの関わりの中で、支えたり、支えられたりしながら過ごしてきたと心静かに思い返すことができました。今回の旅を企画してくださった多くの皆様に感謝するとともに、これを読んでくださった皆さまの上にも豊かな恵みがありますように。
⑴ 永井明著、1998
「アッシジの聖フランシスコ」 アルバ文庫
⑵ ミルトン・メイヤロフ著、1987
「アッシジの聖フランシスコ」 アルバ文庫
⑵ ミルトン・メイヤロフ著、1987
「ケアの本質」 ゆみる出版
一羔ニュース 第618号 2025年2月15日(毎月15日発行)記事より
「一羔ニュース」掲載記事の一部をご紹介。
2024-07-16

一羔会が毎月発行しています「一羔ニュース」ですが、その掲載記事の一部をこのブログでご紹介していきたいと考えております。準備が整い次第、順次記事を掲載いたします。お楽しみに。











